第23回 活動報告

あおぞらの輪
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【活動報告】第23回 あおぞらの輪

おだやかな陽射しの入る和室にて、今日もゆるやかに学習会が始まる。窓から遠方を眺めると、晴れ渡る青空の向こうに、一本の光る線が。確かに水平線が存在を主張している。温暖化のせいか、まだ秋になり切れていないどっちつかずの温度の風を思い出しながら、「今日は、何を話そうかな…」なんて考える。

会のなかである参加者の方が、「対話」について話題を出してくれる。言葉を投げかけるとき、どこに向かって投げかけるか?という話。「相手に向かって」投げかける、理解してもらおう…、分かりやすく話そう…と思いながら話すと、確かに窮屈さを感じるときがある。その方は、あたかも「焚き火で薪を焚べるように」、言葉を投げてみると良いと話す。相手ではなく、対話の輪の真ん中に向けて。考えていることを、そのまま置くようなイメージで。

聞いている方も、あまり「学ぼう!」「真似しよう!」という意識はあまりいらないそうで。誰かが「薪に焚べた」言葉を、少し遠めで見ながら、「自分だったらどうかな…」なんて考えたりする。輪には自分以外の他者がいる。しかし、「対話」の時間では、他者の存在の力を借りながら「自分の思考を深める」ことが、大きな目的となるようだ。

会には時々、他人の目線や言葉の圧が苦手なひともいらっしゃる。(多分、自分もそう笑)強さが必要以上に刺さってしまい、頭が真っ白になったり、二の句が継げなくなったりしてしまうタイプのひと。そんな方にとって、この「薪を焚べる」ような言葉の投げかける関係は、少し助けになってるんじゃないか…と思う。会の最初こそ、緊張しながら相手を意識する時間があるが、徐々に話に意識が向いてくると、少しずつ「ストッパー」が外れるのか、安心して表現してくれる。

誰かといっしょにいる、という力を借りながら、自分の思考の深まりを感じていく。参加してくれているある方が、「この時間があるから、元気でやっていけている」と話してくれた。
本当に、開いて良かったと思う。

11月も、

◎第24回 あおぞらの輪
・11月3日(日)9時20分から12時 
・仙台市民サポートセンター 研修室3
◎第25回 あおぞらの輪
・11月17日(日)9時20分から12時
・八木山市民センター 和室2

持ち物
・参加費500円
・おすすめの本1冊
・筆記用具
・飲み物等

言葉を、「薪に焚べる」時間を共有したい方は、
ご連絡くださいね😊
それでは、1週間、ぼちぼちいきましょ🍀

📚佐山塾📚

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