シャトルの羽根が教えてくれたこと

超自由 もうすぐ 5/23(金) ☆東京バド☆
作成日:

シャトルの羽根が教えてくれたこと

今日は久しぶりに新しいシャトルを開封した。パカッと箱を開けて、真っ白な羽根が整然と並んでいるあの瞬間がたまらなく好き。でも、ふと思った。シャトルって、よく見ると本当に不思議な形してるよね。
羽根の部分は16本の羽がピッタリと円を描くように並んでいて、コルクの部分に刺さっている。プロが使うシャトルはグースフェザー(ガチョウの羽)で、アマチュアの私たちが普段使うのはほとんどが合成樹脂だけど、その形状はほぼ同じ。
考えてみれば、シャトルの形って空気抵抗を最大限に利用するように設計されているんだよね。打ち出された瞬間は時速300kmを超えることもあるのに、あっという間に減速して、独特の「フワッ」とした軌道を描く。
今日の練習で相手のスマッシュを拾おうとしたとき、シャトルの動きが急に変わって読めなかった。最初は「なんで?」と思ったけど、よく見たらシャトルの羽根が一本だけ少し曲がっていたんだ。たった一本の羽根の傾きで、あんなに飛行ルートが変わるなんて…。
人間関係もそんな感じかもしれない。ちょっとした言葉の角度で、話の行方が大きく変わることってある。バドミントンを始めてから8年、シャトルの動きを読むのがだいぶ上手くなったと思うけど、人の心の動きはまだまだ読めないな。
次の練習では、相手のラケットではなく、シャトルの羽根の向きをもっと意識してみようと思う。それが読めれば、一歩先の動きが見えてくるかも。
そういえば、チームの後輩が「先輩はシャトルと話してるみたいです」って言ってた。ちょっと照れくさいけど、悪くない褒め言葉かもしれないね。