バドミントン、あの時の「ムリ!」を今では「イケる!」に
バドミントンを始めて誰もがぶち当たる壁、私の場合、あれは「クリア」でした。最初は全然飛ばなくて、ネットに引っかかったり、奥まで届かなかったり。もう、心の中で「ムリ!」って叫んでましたね。 「肘上げて」「体重移動!」なんてアドバイスをもらっても、頭ではわかっても体が言うことを聞かない。ひたすらクリア練習。正直つまらないと感じる日もありました。でも、上手くなりたい一心で、毎日シャトルを打ち続けました。 そんなある日、本当に偶然、体が勝手に動いたというか、突然「カコーン!」って、シャトルが天井近くまで上がり、相手コートの奥深くにストンと落ちたんです。あの時の衝撃と快感は忘れられません。「あれ?今、飛んだ?!」思わず声が出ちゃいました。 それから毎回きれいに飛ぶわけじゃないけど、一度「飛んだ」経験があるから、「また飛ばせるはず!」って思えるようになったんです。あの時の「ムリ!」が、今は「イケる!」に変わった瞬間でした。 バドミントンって、一つ壁を乗り越えると次の壁が出てくる。でも、その度に「前回も乗り越えられたから、今回もきっと!」って思えるようになる。小さな成功体験の積み重ねが、やめられない魅力なんだと改めて感じます。