地味だけど超重要?奥深いシャトルの世界

【いつも満員】ほぼ毎日@東京 ☆東京バド☆
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バドミントンといえば、ラケットとシャトル。でも、実はこのシャトル、奥が深いって知ってましたか?地味な存在だけど、プレーの質を大きく左右する重要なアイテムなんです。今回はそんなシャトルについて、ちょっと掘り下げてみましょう。 シャトルには大きく分けて「水鳥羽根」と「ナイロン羽根」の2種類があります。 水鳥羽根は、ガチョウやアヒルの羽根を使った本格派。打ったときの感触が良くて、コントロールもしやすいのが特徴です。プロの試合はもちろん、大会や真剣な練習で使われることが多いですね。ただ、デリケートで折れやすいのが難点。ちょっと芯を外すとすぐに羽根がバキッと折れちゃいます。その分、価格も高め。 一方、ナイロン羽根は、耐久性がバツグン。ガシガシ打ってもなかなか壊れません。価格もリーズナブルなので、初心者の方や、打ち合いを楽しみたいレクリエーション向きですね。打感は水鳥羽根に劣るけれど、気軽にバドミントンを楽しむには十分です。 さらに、シャトルには「1番」から「5番」くらいの数字が書いてあることがあります。これはシャトルの飛行スピードを表していて、数字が小さいほど速く飛ぶ、つまりは遠くまで飛ぶ傾向があります。 気温が高い夏場や標高の高い場所ではシャトルが良く飛ぶので、あえて遅めの番号(数字が大きいもの)を使うことがあります。逆に冬場や体育館が寒い日は、あまり飛ばないので速めの番号(数字が小さいもの)を選ぶといいでしょう。地域のサークルや体育館によって、推奨される番号が違うこともあるので、周りの人に聞いてみるのもアリです。 練習中に次々と新しいシャトルを出す、なんてことは日常茶飯事。羽根が折れたり、コルクが潰れたりしたら、もう使い物になりません。寿命を少しでも延ばすには、湿度の管理が大切だったりします。専用の加湿器に入れて保管する人もいるくらい、デリケートなんですよ。 たかがシャトル、されどシャトル。たった一つのシャトルで、ラリーのテンポやショットの質がガラッと変わる。そんな奥深さも、バドミントンの魅力の一つなのかもしれませんね。次にシャトルを手に取るときは、ちょっとだけ意識してみてください。