たまに感じる、あの瞬間
バドミントンって、本当に奥が深いですよね。練習してもなかなか上達した実感がわかず、正直へこむことも多々あります。 私の場合、クリアは飛ばない、スマッシュはネットにかかる、ドロップは浮くと、自分の不器用さに笑ってしまうレベル。それでも毎週コートに通うのは、やっぱりバドミントンが好きだから。そして、たまに訪れる『あの瞬間』があるからなんです。 先日もいつもの練習。相手の鋭いドライブを、なぜか今日はちゃんとプッシュで返せたんです。しかも、相手のいないスペースに。一瞬の出来事だったけど、自分でもびっくりして、思わず「よし!」って声が出ちゃいました。もちろん、次の一球はミスったんですけどね。 あの、たった一球が綺麗に決まった時の、身体がゾクゾクするような感覚。これって、バドミントンをやっている人ならきっと共感してくれるはず。何百回、何千回とミスを繰り返しても、たった一回でも理想のショットが打てると、それまでの努力が全部報われた気がするんですよね。 だから、今日もまたコートに立つわけです。次の一球はどんな奇跡が起こるかなって。上達の道は遠いけど、小さな喜びを積み重ねて、これからも楽しくシャトルを追いかけたいと思います。