シャトルって、意外と奥深いんです

☆東京バド☆ ほぼ毎週人気ランク1位です🏸
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バドミントンって、ラケットでシャトルを打ち合うだけのシンプルなスポーツだと思っていませんか? 実は、あの小さなシャトル一つにも、たくさんのこだわりとドラマが隠されているんです。今回は、そんなシャトルにフォーカスして、バドミントンの魅力を再発見してみましょう。 まず、シャトルには大きく分けて「練習球」と「試合球」があります。練習球は比較的安価で丈夫なものが多く、気軽にたくさん打ちたいときにぴったり。一方、試合球は羽根の質や形状が厳密に定められていて、空気抵抗やスピード、軌道などが一定になるように作られています。これが、選手たちの繊細なタッチやパワフルなスマッシュを支える重要な要素なんですね。 羽根の素材も様々です。天然のガチョウやアヒルの羽根を使った「リアルシャトル」は、独特の飛行特性があって、プロ選手たちはその微妙な違いを感じ取って使い分けています。一方、合成素材を使った「ナイロンシャトル」は、耐久性が高く、値段も手頃なので、初心者の方や、とにかくたくさん打ちたいというサークル仲間にはおすすめです。 シャトルのスピード表示も、実はバドミントン用語の一つ。たとえば「77」とか「78」といった数字で表されるのですが、これはシャトルが一定の距離を飛ぶ速度の目安になります。一般的には、体育館の広さや気温によって適したスピードを選ぶんですが、これがまた奥が深くて、自分のプレイスタイルに合ったシャトルを見つけるのも楽しい作業です。 ラリーが続くと、シャトルの羽根が折れたり、破損したりすることもありますよね。そんな時、新しいシャトルに替えるだけで、プレーの調子が変わったり、気分転換になったりすることも。まさに、消耗品でありながら、プレーの質を左右する大切なパートナーなんです。 次にコートに立ったときは、ぜひシャトルに注目してみてください。きっと、今までとは違ったバドミントンの面白さが見えてくるはずですよ。