シャトルが浮き沈みするたび、新しい自分に出会う練習の魔法

☆東京バド☆ ほぼ毎週人気ランク1位です🏸
作成日:
「今日の練習、調子どうだった?」 練習後に仲間と話すこの時間が、なんだかんだ一番好きだったりする。特に、うまくいかなかったショットの悔しさとか、逆に「あれ、今日いい感じかも!」なんていう小さな発見を共有する瞬間。 バドミントンって、一人で壁打ちするのももちろん楽しいんだけど、やっぱり誰かとラリーを続けることで、自分の課題が浮き彫りになることが多いんだよね。相手の打球の速さ、コース、回転。 「なんであのスマッシュ、返せないんだろう?」 「あのクリア、もっと高く上げたいな」 シャトルがコートを浮き沈みするたびに、自分の体の使い方、ラケットの角度、フットワークのステップがどうなっているのか、意識せざるを得なくなる。そして、それが「あ、こうすればいいのか!」っていう発見につながる。 先日、普段あまり一緒に練習しない人とペアを組んでダブルスをやってみた。そしたら、自分の得意なパターンとは違う動きをしてくるから、最初は戸惑ったんだけど、その相手の動きに合わせて自分がどう動けばいいのか、自然と考えるようになったんだ。普段なら絶対やらないような、ちょっと無理めの体勢からのクリアとか、無我夢中で打ってみたり。 終わった後、その相手から「〇〇さんのバックハンド、すごく安定してますね!」って言われて、ちょっと嬉しかった。自分では全然意識していなかった部分だったから。自分では見えていない自分の良いところを、誰かが教えてくれる。 練習って、単に技術を磨くだけじゃなくて、こういう「新しい自分」に出会える場でもあるんだな、って改めて思った。シャトルが空を切る音を聞きながら、今日もまた、少しだけ昨日より進化した自分を感じていたい。次回の練習も楽しみだ。