シャトルが運んだ、意外な友情
バドミントンって、一人じゃできないスポーツだよね。だから自然と、周りの人と話す機会が増える。私が通ってる地域のサークルも、そんな場所だったんだ。 最初は「上手くなりたいな」くらいの気持ちで参加してたんだけど、いつの間にか、プレイ以外の楽しみも増えてた。 ある日、練習の休憩中に、隣で水分補給してた人と話す機会があって。その人が、まさかの私の会社の部署のちょっと上の先輩だったんだ。「え、○○さん!?」って、お互いびっくり。普段、仕事ではあんまり接点がないから、まさかこんなところで会うなんて、本当に偶然。でも、バドミントンっていう共通の話題があると、話が弾むんだよね。仕事の話は抜きにして、お互いの得意なショットとか、好きな選手の話とか、ついつい長くなっちゃった。 それ以来、サークルで会うたびに挨拶するだけじゃなく、ちょっと立ち話するようになった。仕事で悩んでることを相談してみたり、逆に先輩からアドバイスをもらったり。バドミントンのおかげで、会社の人間関係がちょっとだけ広がった感じ。",