シャトルはなぜあの形?🏸 意外と知らないバドミントンシャトルの秘密
バドミントンをやっていて、ふと「なんでシャトルってあの形なんだろう?」と思ったこと、ありませんか?あの独特の形状には、ちゃんと理由があるんです。今回は、そんなバドミントンシャトルの秘密に迫ってみましょう。 まず、シャトルの特徴は何と言っても、コルク(または合成素材)のヘッドと、羽根(または合成素材)でできていること。この羽根の部分が、空気抵抗を生み出す鍵なんです。 羽根の角度や枚数(通常16枚)は、シャトルが空気中を飛ぶときに、ある程度抵抗を受けつつも、ある一定の軌道を描くように計算されています。もしこれがツルンとしたボールだったら、空気抵抗が少なくなりすぎて、もっと速く、直線的に飛んでしまうはず。そうなると、ゲームの展開も全く変わってしまいますよね。 また、羽根があるおかげで、シャトルは「失速」しやすいんです。つまり、スピードが落ちやすい。これが、ラリーを長く楽しむ上で非常に重要な要素になっています。羽根がないと、まるで弾丸のように飛んでいき、あっという間にゲームが終わってしまうかもしれません。 さらに、羽根の素材によっても、シャトルの飛び方や耐久性が変わってきます。練習で使う耐久性の高いシャトルと、試合で使うスピードやコントロールを重視したシャトルでは、羽根の質感が違うことが多いんです。よーく見比べてみると、その違いが面白いですよ。 普段何気なく見ているシャトルですが、実はバドミントンというスポーツの面白さを支える、奥深い秘密が隠されているんですね。次にプレイするときは、ぜひシャトルの形を意識して、その秘密を感じながらラリーを楽しんでみてください。きっと、バドミントンがもっと面白くなるはずです!