コートが繋いだ、思わぬ出会い

☆東京バド☆ ほぼ毎週人気ランク1位です🏸
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先日、いつものように地域のバドミントンサークルに参加した時のこと。週末の午後、心地よい汗を流そうと体育館に集まったのは、顔なじみのメンバーがほとんどだった。ところが、その日は少し様子が違った。見慣れない顔が数人いたのだ。 「はじめましてー!」 明るい声に振り向くと、そこにいたのは、自分とは全く違う業界で働いているという、新しい仲間だった。仕事の話をしてみると、普段の生活ではなかなか聞けない話ばかりで、それがまた新鮮で面白かった。 バドミントンって、単純に体を動かすだけじゃないんだなと、改めて感じた瞬間だった。ラケットを握ってシャトルを追いかける。それだけで、年齢や職業、住んでいる場所も関係なく、みんなが「バドミントン好き」という共通点で繋がることができる。 ラリーが続いた時の爽快感、一本のプレーへの集中、そして、時折交わされる冗談。そんな何気ないやり取りの中に、新しい関係が芽生えていく。その日の新しい仲間とも、プレーの合間に少し話して、今度飲みに行こうか、なんて話になった。もしかしたら、これがきっかけで、また新しい世界が広がるのかもしれない。 バドミントン、侮れない。運動不足解消のためだけじゃない、こんな素敵な出会いが待っているなんて、ラケットを握る手がさらに軽くなった気がした。 週末の体育館は、今日も活気に満ちている。新しい風を求めているなら、一度、ラケットを握ってみるのはどうだろうか。きっと、予想もしなかった発見があるはずだ。