シャトルを追う日々:練習に人生を捧げる理由
バドミントンって、本当に奥が深いスポーツですよね。あの小さくて軽いシャトルが、コートを弾丸のように飛び交う様子を見ているだけでもワクワクします。私自身、もう何年もバドミントンにどっぷりハマっているんですが、なぜこんなにも魅了され続けるのか、自分でも時々考えたりします。 もちろん、勝った時の達成感は格別です。練習してきたことが実を結び、相手を上回れた時の喜びは、何物にも代えがたいものがあります。でも、それだけじゃないんですよね。バドミントンを通して得られるものは、もっとたくさんある気がします。 例えば、仲間との一体感。ダブルスで息を合わせてラリーを続ける時、あるいは練習で互いに励まし合う時、そこには独特の連帯感が生まれます。失敗しても「ドンマイ!」と声をかけ合ったり、良いプレーには「ナイス!」と拍手を送ったり。そんな、ちょっとしたやり取りが、練習のモチベーションをどんどん上げてくれるんです。 あとは、自分の限界に挑戦できること。最初は全然ラリーが続かなかったのに、練習を重ねるうちに少しずつ続いたり、今まで届かなかったところにスマッシュを決められたり。そういう小さな成長を実感できるのも、バドミントンの醍醐味だと思います。地道な努力が、確実に自分を強くしてくれる。これは、バドミントンに限らず、人生全般に言えることかもしれませんね。 もちろん、時には壁にぶつかることもあります。思うように体が動かなかったり、どうしても勝てない相手がいたり。そんな時こそ、バドミントンが教えてくれることがあります。諦めずに続けることの大切さ、そして、工夫することの面白さ。試行錯誤しながら、自分なりの戦い方を見つけていく過程も、また楽しいんですよね。 これからも、シャトルを追いかける日々は続いていきます。体力は落ちていくかもしれませんが、バドミントンへの情熱は、きっと変わらないでしょう。だって、このスポーツがくれるものは、コート上の勝利だけじゃない、もっとずっと豊かなものだから。
