シャトルの悲鳴、僕らの青春

【いつも満員】ほぼ毎日@東京 ☆東京バド☆
作成日:
汗だくになって、体育館の床を駆け回る。シャトルが風を切る音、ラケットが空気を叩く音。バドミントンって、いつだって僕らの青春そのものだった。部活の練習、友達とのラリー、試合の緊張感。あの頃の熱狂を思い出すと、今でも胸が熱くなる。 特に印象深いのは、中学時代の部活の練習。下手くそで、先輩に怒られてばかりだったけど、それでも楽しかった。顧問の先生が熱心に指導してくれて、仲間と励まし合って。負けた悔しさも、勝った喜びも、全部が宝物だ。あの頃、一生懸命シャトルを追いかけていた自分は、どこへ行ったんだろう。 社会人になって、バドミントンから少し離れてしまった時期もあった。仕事に追われて、体もなまって、あの頃の輝きを失ってしまったような気がしていた。でも、ふとしたきっかけで、またラケットを握ってみたんだ。体育館の匂い、シャトルの感触。すべてが懐かしくて、そして新鮮だった。 今、僕は社会人サークルでバドミントンを楽しんでいる。昔のようにストイックに、というわけにはいかないけれど、それでも充分に楽しい。仕事で疲れた体を動かすのは最高の気分だし、新しい仲間との出会いも刺激的だ。異業種の人たちと、バドミントンという共通の趣味で繋がれるのは、本当にありがたいことだと思う。 あの頃の熱狂を、また追いかけたい。もっと上手くなりたい、もっと強くなりたい。そんな気持ちが、僕をまた体育館へと向かわせる。シャトルの悲鳴を聞きながら、僕らの青春はまだまだ続くのだ。